【保存版】サッカー留学でカナダを選ぶメリット・デメリットとは？

イギリスの植民地でもあったことから、もともとサッカーの人気が根強かったカナダ。2019年に国内初のプロサッカーリーグが設立され、2026年にはアメリカ・メキシコと共にW杯を開催するなど、年々さらにサッカー人気が高まっています。

また、欧州で活躍するカナダ人選手も増えてきており、男子・女子ともに全体的なサッカーレベルが高まってきていることは間違いありません。

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サッカーでカナダ留学を選ぶメリット

１．英語を使って生活ができる

英語圏の国であるカナダは、英語が母国語となっている貴重な留学先の一つ。サッカーだけでなく英語力も身につけることで、その後のキャリアの大きな武器となります。

カナダは英語のアクセントがやや難解とも言われますが、一から新たな言語を学ぶことと比べれば大きな障壁にはならないでしょう。なお、カナダはフランスも公用語となっていますが、英語が通じないことはありませんので大きな心配は不要です。

２．永住権を比較的獲得しやすい

永住権とは、国籍を変えずに無期限でその国に滞在することができる権利のことを指します。国によって永住権の取得難易度は大きく異なりますが、カナダは比較的永住権を獲得する難易度が低いとされているため、将来海外で暮らしたいと考えている方にカナダはおすすめです。

おおまかの流れとして、まずは公立大学（2年制でも4年制でも可。公的資金が50%以上入っている私立大学も可。）を卒業し、3年間就労が許可されるPost-graduation work permit（通称：ポスグラ）を獲得します。その後、1年間の就労を経て永住権を申請する、といった流れになります。

※永住権獲得に関して正式な情報が知りたい場合は、必ずご自身でお調べいただくようお願い致します。

サッカーでカナダ留学を選ぶデメリット

１．プロ選手を目指す環境としては物足りない

カナダ国内のプロリーグが近年になってようやく創設されたこともあり、男子・女子ともにサッカー人気が高いとはいえまだまだ発展途上なことも事実。

他国と比べてプロ選手になるための環境が整っていない部分も多く、世界的に活躍できるようなプロ選手を目指したい！という選手にはあまり向いていないように思われます。

ちなみに、（男子選手・女子選手ともに）英語圏でプロサッカー選手を目指したいという場合はオーストラリアやマルタあたりを渡航先の候補とするケースが近年は多いです。興味がある方はぜひ参考にしてみて下さい。

カナダへのサッカー留学の費用相場

カナダ全体で見て、学費（授業料）の相場は年間およそ120万～200万円程度、滞在にかかる費用（宿泊費・食費等）は月々およそ10万～15万円程度が相場と言われています。

前提として、カナダの大学へサッカー留学をする場合、（アメリカの大学ではメジャーとされている）スカラーシップの獲得を狙うことも可能ですが、カナダ留学においてスカラーシップを期待して大学進学を狙うのはあまりメジャーな選択肢ではありません。（日本の大学へ進学する場合と同じように、通常通り学費を支払って入学するというのが一般的です。）

一方で、カナダの場合はアメリカほど高額な学費を払わずに通うことができる大学が多く存在するため、「日本の大学に通うよりは英語圏の海外の大学へ進学したい」と考えている高校生は（カナダへの正規留学は）非常におすすめです。

カナダのサッカーリーグについて

2007年にアメリカのプロサッカーリーグであるMLS（メジャーリーグサッカー）にカナダから「トロントFC」が登録され、その後も2つのクラブが参入しました。そして、2019年には国内初のプロサッカーリーグとなるカナダ・プレミアリーグが創設されました。

昇降格が存在するいわゆる「欧州型」のリーグ構造となっていて、 Canadian Premier League（カナダ・プレミアリーグ）の下にはLeague1 Canadaと呼ばれるカテゴリが存在し、 League1 Ontario、Ligue1 Québec、 League1 British Columbiaという地域の異なる3つのリーグが（League1 Canadaに）属しています。