サッカー留学やトライアウトを検討している選手にとって、「渡航先にどの国を選ぶのか」という決断が、今後のサッカー人生を大きく左右します。
本記事では、「給与(お金)」「サッカーのレベル」「学問(大学)のレベル」「日本人への好感」「治安の良さ」の5つの観点で留学先の国を評価していきます。留学やトライアウトでどの国に行くか迷っている選手は、ぜひ最後まで読んでみてください。
なお、サルウェブでは、サッカー留学・トライアウトに関する無料相談を受け付けています。気になることや相談したいことがあれば、お気軽にこちらからご相談ください。
目次
【2021年2月更新】サッカー留学・トライアウトでおすすめの国 BEST3
なお前提として、本記事内では以下の5つの項目から"留学・トライアウト先としておすすめの国"を総合的に判断し、サルウェブが独自の視点でランキングを作成しています。
サッカーのレベル以外にも、(収入と支出のバランスを考慮した)費用面や、現地での生活のしやすさなどを見て総合的に評価しています。
ランキングの評価項目
- 給与:選手の平均給与(独自調査)、ワーキングホリデービザ発給有無と年間発給枠(外務省発表)
- サッカーレベル:UEFAカントリーランキング、FIFAランキング
- 学問レベル:"世界大学ランキング2021"トップ100への国別ランクイン数(Times Higher Education)
- 日本人への好感:在留する日本人の数(外務省発表)
- 治安の良さ:世界平和度指数(Global Peace Index)
ココに注意
なお、本記事内で述べている内容が、必ずしも現地の状況と完全に一致しているわけではありません。実際にサッカー留学・トライアウトの渡航先を受ける国を決める際には、色々な国のエージェントの話にしっかりと耳を傾けて情報収集した上で、ご自身で渡航先の決断をするようにしましょう。
【第1位】アメリカ合衆国(United States of America)
※出典:https://matome.naver.jp/odai/2138616280546865801/2138635285670136503
サッカーの留学やトライアウトというと欧米(ヨーロッパ)や南米をイメージする人が多いかもしれませんが、現在はアメリカの大学へのサッカー留学がとても人気が高まっており、堂々のランキング第一位です。
なお、基本的にはアメリカへサッカー留学をする場合、大学(サッカー部)への留学という形が主流です。
以下で、アメリカへのサッカー留学がおすすすな理由を詳しく説明していきます。
②サッカーレベル:
③学問レベル:
④日本人への好感:
⑤治安の良さ:
アメリカ留学をサポートしてくれる会社
アスリートブランド、WithYou、DreamLINK etc.
優秀な選手に対しては、大学から"スカラーシップ(返済不要の奨学金)"が支給される
近年、アメリカへのサッカー留学が盛んになってきている理由の一つに、スカラーシップ制度の存在があります。
アメリカの多くの大学が、サッカースキルが高い学生を大学サッカー部に招き入れるためにスカラーシップ制度を導入しています。
スカラーシップとは、日本でいうと「奨学金」の意味合いに近いのですが、(日本の奨学金と大きく違う点は)アメリカの大学から支給される奨学金は返済不要であるという点です。すなわち、「スカラーシップ」=「返済不要の奨学金」だと思っていただいて問題ありません。
もちろん誰でもスカラーシップを受け取ることができるわけではありません。現地の大学サッカー部からオファーをもらうことで、はじめてスカラーシップを受け取る権利を得ることができます。
なお、現地(アメリカ)の大学からオファーをもらうための方法は、大きく以下の2つがあります。
- アメリカの大学が開催しているトライアウトを受けに行く
- 自身で撮影したプレー動画を現地大学のサッカー部宛に送る
※稀に、日本にいくつかのアメリカの大学スタッフを招き、合同トライアウトという形式でセレクションが開催されるケースもあります。(こちらは不定期であることが多いです。)
サルウェブでは、このようなトライアウトの最新情報などをLINE@にて配信しています。また、アメリカ留学を検討しているという選手の相談も受け付けているので、LINE@から気軽にご相談ください。
アメリカの大学サッカーリーグで活躍すれば、プロへの道も開かれる
※出典:https://www.mlssoccer.com/post/2020/06/29/mls-back-tournament-mega-preview-how-all-26-clubs-are-shaping
ご存じの方も多いと思いますが、アメリカにはMLS(メジャーリーグサッカー)というプロリーグが存在します。そしてMLSでは、毎年1月にSuperdraftというドラフト会議が開催され、ドラフト指名を受けることができれば晴れてプロ契約を結ぶことができます。
ドラフトで指名される選手の多くは、アメリカの大学サッカー部で活躍を収めた選手やセミプロリーグ(サマーリーグと呼ばれる夏に開催されるリーグ)で活躍した選手です。
多くのアメリカにいる選手がプロ入りを目指しており、大学リーグやセミプロリーグ(サマーリーグ)で結果を残そうと日々努力しています。
実際にアメリカの大学に留学して、ドラフトで指名をされた日本人選手として有名なのがメリーランド大学出身の遠藤翼選手です。遠藤選手がアメリカでプロ入りを果たしたことで、非常に多くの若い日本人選手がアメリカ留学に興味を持ち始めました。
アメリカのサッカー留学・トライアウトにかかる費用相場
- 入学する準備にかかる費用(相場):50万円程度
- 入学後にかかる費用(相場):年間450万円程度
なお、上記の「入学する準備にかかる費用」には主に留学エージェントへの手数料、「入学後にかかる費用」は主に学費・生活費(寮費や食費など)を含んでいます。
アメリカ留学の費用などについて、さらに詳しい情報は以下の記事にまとまっています。アメリカへのサッカー留学に興味を持った選手は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
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【保存版】サッカー留学でアメリカってどうなの?トライアウトや奨学金制度についても解説!
近年、アメリカ国内におけるサッカー人気の高まりから、アメリカへのサッカー留学が世界的に盛んになってきていることを皆さんは知っていますか? アメリカの各大学にとって、「大学スポーツ」は収益の柱でもあり、 ...
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【第2位】ドイツ(Germany)
※出典:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?256040-256040-fl
サッカーの留学やトライアウトといえば、まず始めにドイツが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?本記事では、ドイツが第二位にランクインしています。
留学・トライアウト先として定番の人気を誇るドイツですが、以下では改めてドイツサッカーの魅力を説明していきます。
②サッカーレベル:
③学問レベル:
④日本人への好感:
⑤治安の良さ:
ドイツ留学をサポートしてくれる会社
World Football Connection、Improve Agency、DreamLINK etc.
給与を選手に支払うことができるクラブの数が多い
ドイツのリーグは、1部から3部までのプロリーグ(ブンデスリーガ)、4部~11部までのセミプロリーグで構成されています。
1部から11部までサッカークラブが存在している国は、ヨーロッパ中を見渡してもだいぶ珍しく、それほどドイツには多くのサッカークラブが存在していることがわかります。
なぜそれほど多くのクラブが存在(存続)できているのでしょうか?
それは、(他の国と比べても)ドイツという国にサッカーの文化が強く根づいているからです。
世界屈指のヨーロッパのサッカーリーグの中でも、1試合の平均観客動員数が最も多いリーグがブンデスリーガです。例えば、スペインのリーガエスパニューラで1試合あたり約27,000人、イングランドのプレミアリーグで1試合あたり約36,000人の観客がスタジアムに訪れます。それに対し、ブンデスリーガの平均観客動員数は約40,000人で、香川真司選手の所属していたドルトムントの平均観客動員数は80,000人を超えるほどです。
ドイツ国民のサッカーへの関心が高いことにより、結果的にこれだけ多くのクラブが(チームを維持するだけの)収益を上げることができています。
それ故に、選手がドイツのクラブと契約ができた際には、下部リーグ(9部~10部あたり)であったとしてもクラブ側はしっかりと給与を支払ってくれます。さらには、人工芝や天然芝、またクラブハウスも所有しているクラブがほとんどです。
ドイツ人には真面目な性格の人が多く、国内はとても治安が良い
ドイツで生活するとなると。新しくドイツ語を覚える必要があります。現地でプロサッカー選手として活躍するためには、言語の壁は乗り越えないといけないポイントの一つです。
ドイツ人には非常に真面目で落ち着いている人が多く、一般的にドイツ人と日本人の性格は似ていると言われます。そのため、(言語さえ習得することができれば)日本人がドイツで暮らしていたとしても、コミニュケーションの部分できっとストレスは感じにくいはずです。
なお、2019年現在でドイツに在留している邦人(日本人)は44,765人で、(自国を除いて)9番目に日本人が多い国です。これはヨーロッパの中でも(イギリスに次いで)2番目に多い数字であり、いかにドイツは日本人が生活しやすい国であるかがこの数字からもわかるでしょう。
ココがおすすめ
ドイツ語を完璧に習得できていなくても、ドイツへのサッカー留学およびトライアウトを受けることは可能です。(基本的にエージェントが現地クラブとの交渉を行ってくれるため)
なお、多くの日本人サッカー選手は、サッカーをしながら現地でドイツ語の語学学校に通い、語学の勉強も頑張っています。
ドイツのサッカー留学・トライアウトにかかる費用相場
以下は、ドイツへのサッカー留学もしくはトライアウトにかかる費用の相場表です。
渡航期間 | 基本費用 | オプション費用 | |
---|---|---|---|
語学学校 | 食費 | ||
~2週間 | 2,750€(約35万円) | 260€(約3.2万円) | 210€(約2.5万円) |
1ヶ月 | 3,500€(約45万円) | 510€(約6.3万円) | 410€(約5.0万円) |
2ヶ月 | 5,800€(約70万円) | 1,000€(約12万円) | 820€(約10万円) |
3ヶ月 | 8,400€(約105万円) | 1,430€(約17万円) | 1,230€(約15万円) |
4ヶ月 | 11,700€(約145万円) | 1,900€(約23万円) | 1,630€(約20万円) |
5ヶ月 | 13,900€(約170万円) | 2,370€(約30万円) | 2,040€(約25万円) |
6ヶ月 | 16,300€(約200万円) | 2,840€(約35万円) | 2,450€(約30万円) |
7ヶ月 | 18,560€(約230万円) | 3,300€(約40万円) | 2,860€(約35万円) |
8ヶ月 | 21,500€(約265万円) | 3,780€(約45万円) | 3,260€(約40万円) |
9ヶ月 | 22,750€(約280万円) | 4,250€(約52万円) | 3,670€(約45万円) |
10ヶ月 | 26,000€(約320万円) | 4,700€(約60万円) | 4,100€(約50万円) |
11ヶ月 | 28,500€(約350万円) | 5,180€(約65万円) | 4,500€(約55万円) |
※上記で記載している費用は、某留学エージェントの料金表を参考にしています。
なお、上記の料金に航空券代(飛行機代)は含まれていません。また、渡航期間によってサポート内容に含まれるものと含まれないものなどが発生します。(語学学校費、ビザサポート費など)
ドイツ渡航の費用について詳細を知りたい方は、以下の記事を確認するようにしてください。
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【保存版】サッカー留学でドイツってどうなの?費用相場やトライアウト事情についてご紹介!
近年、ドイツのブンデスリーガでプレーする日本人サッカー選手が増えている影響で、ドイツ国内では日本人選手への関心が高まってきています。 また、ドイツには1部から11部までのクラブが存在しているほどクラブ ...
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【第3位】イギリス/イングランド(England)
※出典:https://web.gekisaka.jp/pickup/detail/?214631-214631-fl
サッカーと言えばイギリス(イングランド)と連想する人も多いと思いますが、そんなイギリス(イングランド)へのサッカー留学が第三位です。
本記事内でも記載していますが、イギリスで日本人がプロ選手としてサッカーをすることは、(ビザの関係上)ほとんど不可能です。そのため、イギリスでサッカーをする場合は、必ず留学(現地のサッカークラブに練習参加させてもらう)という形になります。
なお、イギリスは話されているメインの言語が英語なので、語学のハードルも(他の国と比べて)低いです。英語さえ理解することができれば、イギリスのどの地域であっても最低限のコミニュケーションを取ることができます。
以下、イギリス(イングランド)へのサッカー留学のメリットを説明していきます。
②サッカーレベル:
③学問レベル:
④日本人への好感:
⑤治安の良さ:
イギリス(イングランド)留学をサポートしてくれる会社
Barefoot、DreamLINK etc.
サッカーのレベルだけでなく、学問のレベルも世界トップクラスに高い
イングランド(プレミアリーグ)のサッカーのレベルが高いことは言うまでもありませんが、イギリスの大学には非常に優秀な大学が多く存在しています。
2020年9月に発表された世界大学ランキングのトップ100の中には、イギリスの11大学が含まれています。これは、全世界で見ても(アメリカの37大学に次いで)2番目に多い数字です。
サッカーを続けていくのであれば、なおさらセカンドキャリア(引退後)は必ずイメージしながら選手生活を送らないといけません。
高いレベルでサッカーをプレーできるだけでなく、勉強という選択肢もあることは、(第一位に選ばれたアメリカと同じで)イギリスが留学先として魅力的である理由です。
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【保存版】サッカー留学でイギリス(イングランド)ってどうなの?費用相場やおすすめのエージェントを紹介!
イギリスといえばフットボール(サッカー)の聖地とも言われており、世界各国の有名選手がこぞって集まるプレミアリーグを知らないサッカーファンはいないでしょう。 また、イギリスはヨーロッパ圏内でありつつも公 ...
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日本人サッカー選手がイギリスの労働ビザを取得することはほぼ不可能
上でもお伝えしたとおり、残念ながら日本人サッカー選手がプレミアリーグでプロ選手としてプレーすることはほぼほぼ不可能です。
なぜなら、22歳以上の外国籍(日本人選手)の場合、「日本代表のレギュラークラスの存在」でないとイギリスの労働ビザを取得することができない(イギリスでの労働許可が降りない)からです。すなわち、香川真司選手や南野拓実選手のような、ほんの一握りの限られた選手しかプレミアリーグでプレーすることはできません。
一方、ワーキングホリデービザを持っていれば、サッカーをプレーしてその分の報酬をクラブから受け取ることも可能なので、イギリスでサッカーがまったくプレーできないということはありません。その点はご安心ください。
【番外編】サッカー留学・トライアウトで人気の国(ヨーロッパ)
スペイン(Spain)
※出典:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?245353-245353-fl
②サッカーレベル:
③学問レベル:
④日本人への好感:
⑤治安の良さ:
スペイン留学をサポートしてくれる会社
エスペランサ、Amazing Sports Lab Japan、カルチョ・ファンタスティコ、ラメタ etc.
スペインリーグのリーガエスパニューラにはご存知の通り、バルセロナやレアル・マドリード、アトレティコ・マドリーと言った世界最高峰のクラブが在籍しています。
スペインへ渡航する上で意識しておきたいことは、まだまだスペイン人から見て、日本人のサッカー選手は対等に見られていない(ことが多い)という点です。
現在だと、エイバルに所属する乾貴士選手や武藤嘉紀選手、レガネスに所属する柴崎岳選手らがスペインの地でプレーを続けていますが、日本代表クラスの選手であっても活躍することが非常に難しいハイレベルなリーグです。
世界最高峰のサッカーのリーグに飛び込んで自分を鍛えたいという強い野心を持った選手であれば、スペインへの留学・トライアウトは非常におすすめです。
なお、スペイン人は大らかで陽気な人が多く、明るい性格の人であればスペインという地でも楽しく生活できるでしょう。また、留学先での食事が口に合わずに、留学中のパフォーマンスに悪影響が出てしまうような選手も稀に存在しますが、スペイン料理は魚介類を中心とした美味しい料理が多いため、日本人の口に合いやすいはずです。
スペインのサッカー留学・トライアウトにかかる費用相場
以下は、スペインへのサッカー留学もしくはトライアウトにかかる費用の相場表です。
渡航期間 | 基本費用 | オプション費用 | |
---|---|---|---|
語学学校 | 食費 | ||
~2週間 | 2,750€(約35万円) | 360€(約4.3万円) | 260€(約3.1万円) |
1ヶ月 | 3,550€(約43万円) | 360€(約4.3万円) | 510€(約6.2万円) |
2ヶ月 | 5,800€(約70万円) | 675€(約8.2万円) | 1,020€(約12万円) |
3ヶ月 | 8,400€(約100万円) | 920€(約11万円) | 1,530€(約18万円) |
4ヶ月 | 11,700€(約142万円) | 2,040€(約25万円) | |
5ヶ月 | 13,000€(約158万円) | 2,550€(約30万円) | |
6ヶ月 | 16,300€(約197万円) | 3,060€(約37万円) | |
7ヶ月 | 18,560€(約225万円) | 4,900€(約60万円) | 3,570€(約43万円) |
8ヶ月 | 21,500€(約260万円) | 5,600€(約68万円) | 4,080€(約50万円) |
9ヶ月 | 22,750€(約275万円) | 6,300€(約76万円) | 4,100€(約50万円) |
10ヶ月 | 26,000€(約315万円) | 7,000€(約85万円) | 5,100€(約62万円) |
※上記で記載している費用は、某留学エージェントの料金表を参考にしています。
なお、上記の料金に航空券代(飛行機代)は含まれていません。また、渡航期間によってサポート内容に含まれるものと含まれないものなどが発生します。(語学学校費、ビザサポート費など)
スペイン渡航の費用について詳細を知りたい方は、以下の記事を確認するようにしてください。
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【保存版】サッカー留学でスペインってどうなの?費用相場やおすすめのエージェントを紹介!
スペインリーグ(リーガエスパニョーラ)と言えば、バルセロナやレアルマドリードといった世界屈指のビッグクラブも名を連ねる世界最高峰のリーグの一つです。また、スペイン代表も「無敵艦隊」と名称がつくほどの強 ...
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イタリア(Italy)
※出典:https://web.gekisaka.jp/pickup/detail/?214629-214629-fl
②サッカーレベル:
③学問レベル:
④日本人への好感:
⑤治安の良さ:
イタリア留学をサポートしてくれる会社
エスペランサ、カルチョ・ファンタスティコ etc.
イタリアはサッカーだけでなくフットサルも盛んな国で、近年イタリアへサッカー留学やフットサル留学をする人が増えてきています。
イタリア人は比較的体格が大きく技術レベルも高いですが、イタリア人に日本人的な生真面目さは見られないかもしれません。
なお、(イタリアに限ったことでありませんが)プロ選手としてクラブと契約をした場合、契約に則って給料をもらわないといけません。
しかし、その契約自体が曖昧なまま進んでしまい、最終的に揉めてしまって破断するようなケースなども稀に見受けられるため、このあたりは注意が必要です。不安なことがあれば、すぐエージェントに相談するようにしましょう。
イタリアのサッカー留学・トライアウトにかかる費用相場
以下は、イタリアへのサッカー留学もしくはトライアウトにかかる費用の相場表です。
渡航期間 | 基本費用 | オプション費用 | |
---|---|---|---|
語学学校 | 食費 | ||
~2週間 | 2,750€(約32万円) | 410€(約5万円) | ※要見積もり |
1ヶ月 | 3,500€(約42万円) | 410€(約5万円) | |
2ヶ月 | 5,800€(約70万円) | 820€(約10万円) | |
3ヶ月 | 8,400€(約100万円) | 1,230€(約15万円) | |
4ヶ月 | 11,700€(約142万円) | ※要見積もり | |
5ヶ月 | 13,900€(約168万円) | ||
6ヶ月 | 16,300€(約196万円) | ||
7ヶ月 | 18,560€(約225万円) | ||
8ヶ月 | 21,500€(約260万円) | ||
9ヶ月 | 22,750€(約275万円) | ||
10ヶ月 | 26,000€(約315万円) |
※上記で記載している費用は、某留学エージェントの料金表を参考にしています。
なお、上記の料金に航空券代(飛行機代)は含まれていません。また、渡航期間によってサポート内容に含まれるものと含まれないものなどが発生します。(語学学校費、ビザサポート費など)
イタリア渡航の費用について詳細を知りたい方は、以下の記事を確認するようにしてください。
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【保存版】サッカー留学でイタリアってどうなの?費用相場やおすすめのエージェントを紹介!
イタリアには、ACミランやインテル、ユベントス、ナポリ、ラツィオといった名門サッカークラブが名を連ねており、この国へのサッカー留学を小さい頃に夢見た人も少なくないのではないでしょうか? 近年では海外へ ...
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フランス(France)
※出典:https://web.gekisaka.jp/pickup/detail/?214623-214623-fl
②サッカーレベル:
③学問レベル:
④日本人への好感:
⑤治安の良さ:
イタリア留学をサポートしてくれる会社
FOOT JAPON etc.
サッカー大国の一つとして非常に有名なフランスですが、留学先として選ばれることはあまり多くありません。理由としては、語学の習得の難しさや、食事が日本人に合わない、といった理由が大きいでしょう。
また、近年ではPSG(パリ・サンジェルマン)が世界有数のビッグクラブとして国内に存在するものの一強となってしまっている感は否めず、フランス国内のリーグ戦の迫力は、他の欧州各国と比べると見劣りしてしまう部分があるかもしれません。
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【保存版】サッカー留学でフランスを選ぶメリット・デメリットとは?
フランスには、PSG(パリサンジェルマン)や日本代表の酒井宏樹選手が所属しているマルセイルなど、世界有数のビッグクラブがいくつも存在します。サッカー留学先としてフランスを選ぶ人も少なくないでしょう。 ...
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【番外編】サッカー留学・トライアウトで人気の国(南米)
ブラジル(Brazil)
※出典:https://qoly.jp/2019/05/17/copa-america-2019-brazil-squad-hys-1
②サッカーレベル:
③学問レベル:
④日本人への好感:
⑤治安の良さ:
ブラジル留学をサポートしてくれる会社
エスペランサ、COJB、FutBolA Sport Marketing Ltd etc.
ブラジルへの留学は、「多少のリスクを背負ってでも本気でプロサッカー選手になりたい」という人にはおすすめです。
キングカズこと三浦知良選手や中沢佑二選手もブラジル留学を経験しており、日本代表まで上り詰めています。それほどブラジルでのサッカーのレベルが高いということは言うまでもないでしょう。
ブラジルでは、お金を稼ぐための仕事としてサッカーをしている人達がゴロゴロいます。なので、お金を稼ぐためなら多少汚いことであっても平気でしてきます。
その分、サッカーの技術だけでなくプロとして生活するための精神(タフさ)が磨かれるという点は、他の国よりも圧倒的に大きなメリットだといえるでしょう。
また、ブラジルは治安がお世辞にも良いとは言えないので、「自分の身は自分で守る」という海外で生活する上で一番大事なスキルも身につけることができます。
ブラジルのサッカー留学・トライアウトにかかる費用相場
以下は、ブラジルへのサッカー留学もしくはトライアウトにかかる費用の相場表です。
渡航期間 | 費用の相場 |
---|---|
短期(1ヶ月) | 30万円~50万円程度 |
中期(3ヶ月~6ヶ月) | 90万円~120万円程度 |
長期(12ヶ月以上) | 250万円~380万円程度 |
※上記で記載している費用は、某留学エージェントの料金表を参考にしています。
ブラジル渡航の費用について詳細を知りたい方は、以下の記事を確認するようにしてください。
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【保存版】サッカー留学でブラジルってどうなの?費用相場やおすすめのエージェントを紹介!
多くの人がご存知のとおり、ブラジルは「サッカー王国」として知られており、ネイマールやロナウジーニョなど超有名選手を数え切れないほど輩出しています。 ブラジルではサッカーが文化として根付いているため、ブ ...
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【サルウェブ編集部おすすめ!】サッカー留学のエージェント(会社)
カルチョ・ファンタスティコ
※出典:http://calciofantastico.com/
カルチョファンタスティコは、元フットサル日本代表の吉田輝さんが代表をしている留学エージェントです。サッカーではセルビア・イタリア・ドイツ・スイス、フットサルではイタリア・スペインへの留学を斡旋しており、ヨーロッパへの留学が中心です。
プランは3つあり、自分の希望に合わせた留学プランを選ぶことができます。
・2週間程度の短期プラン(1,800ユーロ~)
・1ヶ月~数ヶ月程度の中期プラン(2,600ユーロ~)
・9ヶ月以上の長期プラン(要見積もり)
代表の吉田輝さんはセリエAでのフットサル経験もあり、イタリアのフットサル事情に関しては何でも知っていると言っても過言ではないでしょう。イタリアへのフットサル留学を検討している人はカルチョファンタスティコに一度問い合わせでみることをおすすめします。
World Football Connection(WFC)
※出典:http://world-fc.net/
World Football Connectionは、ドイツ・ポルトガル・オーストラリアへの留学支援をメインに行なっている留学エージェントです。代表の近江孝行さんは2012年までインド1部リーグでプレーしており、引退した翌年の2013年にWorld Football Connectionを立ち上げました。
ドイツのシーズンが開幕するのは8月なので、4月にドイツへ入り、5月~6月でトライアウトを受けてキームを決めるようなスケジュールになっています。トップリーグから8部や9部あたりまで幅広く紹介できるコネクションがあるので、ドイツへの留学を強く希望する人はWorld Football Connectionも併せて検討してみると良いでしょう。
サッカーの留学・トライアウトについてよくある質問
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どの国へ留学するのがおすすめですか?
例えば、アメリカへの留学であれば「奨学金をもらいながら(大学に通って)サッカー部でプレーできる」というチャンスがあります。また、ドイツへの留学であれば、(仮に下部リーグであっても)給料をもらえるためサッカー選手としてプレーしやすい環境が整っています。ご自身の留学の目的や将来の夢から逆算して、慎重に留学先の国を決定するようにしましょう。
-
留学やトライアウトの費用はどれくらいかかりますか?
渡航する国や渡航内容によりますが、例えばヨーロッパで1ヶ月間トライアウトを受ける場合は25~40万円程度(航空券代を除く)が業界相場です。エージェントによってサポート内容や費用が異なるため、色々なエージェントから話を聞いた上で、自分にあったエージェントを探すことが重要です。サルウェブでは、エージェント探しのお手伝いを無料で行っています。
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おすすめのエージェントを知りたいです。
どの国に行きたいのか、どこまでサポートしてもらいたいか、によってどのエージェントを選ぶべきかは変わってきます。サルウェブでは、厳選されたサッカーの留学エージェントを複数ご紹介することが可能です。留学・トライアウトに関して無料相談も行っておりますので、公式LINE@からお気軽にご相談ください。
まとめ
冒頭でもお伝えした通り、本記事では筆者の独断と偏見でのランキングです。実際に留学する国を選ぶときは、海外留学経験のある人や上記のような留学エージェントに相談するようにしましょう。きっとあなたの状況を考慮した上での的確なアドバイスをもらえるはずです。
また、この記事を読んで"実際に留学をしてみたい"と思った方は、どのように計画を立てて準備していけばよいか、以下の記事を読んで参考にしてみてください。
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【経験者が語る】サッカー留学・フットサル留学に行く前に必ず知っておくべきポイントをご紹介!
現在、日本からの留学者数は、(海外の大学に在学する日本人を除いて)年間6万人ほどと言われています。その中でも、スポーツ留学の割合は1割にも満たず、まだまだスポーツ留学というものがメジャーではなく、ハー ...
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