File2-3. 生田 翔/Sho Ikuta[後編]

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生田翔さんの画像

本インタビューについて

過去にアメリカへのサッカー留学を経験している生田翔さんと、当時生田さんのアメリカ留学をサポートしたZero-Zero株式会社 代表 假屋祐貴さんとの対談です。(以下、敬称略)

※本インタビューは、[前編中編・後編]に分かれています。

Zero-Zero株式会社について詳しく知りたい方は、別ページをご覧ください。

Q. 大学卒業後の進路については、いつ頃から考えていましたか?

生田:1年目~2年目の頃はそんなに将来のことを考えていませんでしたが、(全米大会を優勝した後の)3年目になるぐらいの時から少しずつ将来のことを考え始めたんですよね。当時はそんなにレギュラーでバリバリサッカーをやっていたわけでもないし、もちろんプロになれるとも思っていなくて。その時には、プロになりたいとも正直思っていませんでした。

そんな想いを持ちつつ、3年目も一応サッカーは続けていました。でも、その年は全米大会に行くプレーオフぐらいで負けてしまったんですよ。

このまま卒業するまで週6回とかサッカーの練習があって、今の大学を卒業するとなったとき、社会人として「自分にはなにができるんだろう?」っていう不安はありました。そこで、サッカーはこのあたりで一区切りつけて勉強に専念しようと決意しました。

アメリカで3年間サッカーをした後に、4年目からは違うシカゴの大学(ケンドール大学)に編入しました。一旦そこで、部活動としてのサッカーを辞めた感じになるんですよね。

サルウェブ:そこで假屋さんに編入の相談をした、ということですね。

假屋:そうですね。「サッカーを辞める」という相談はきました。翔くんのチームの監督はうちのボスだったので、「辞めるっていうのはきちんと伝えないとだめだよ」っていうのは話しました。

ただ、編入にあたっての大学の願書だったり手続きに関しては一切サポートをせず、翔くんが自分でやっていましたね。また、もうその時点で翔くんはサッカーを辞めることを決めていたので、僕に止める権利もないですし「いいんじゃないか」っていうことだけ伝えたのを覚えてます。

サルウェブ:今までしてきたサッカーを完全に絶つというのは、相当な覚悟ですね。

假屋:そうですね。(進路については)選手によって本当に様々で、アメリカの大学を卒業後にヨーロッパでサッカーを続けている選手もいれば、翔くんみたいにサッカーを自分で絶って他の道を進んでいる選手もいる。普通は「プロになれないから仕方なくサッカーを辞めた」っていう子が多いと思うんですけどね。

サルウェブ:そこから、生田さんはなぜ楽天株式会社を選んだのでしょうか?

生田:会社の採用選考会に参加し始めたのが大学4年目の冬でした。その時は「良い仕事につきたい」という想いはありましたが、将来何になりたいとかは特になく。それでいくつかの企業の面接を受けたところ、内定をもらえたところもいくつかありました。ただ実は、現在働いている会社(楽天株式会社)は当時、独自のエントリーシートを書かないといけなくて、記入しないと行けない項目が多すぎたのが理由で途中で辞めていたんです。(笑)

そうしたら、楽天の人事の方からフォローアップの連絡が来て、「まだ面接受けていないですよね?」「オンラインで出来ますよ」っていう連絡をもらったので「じゃあ受けてみようかな」って思って。そこからはトントン拍子で内定を頂きました。

他にもいくつか選択肢があったんですが、まだやりたいことが明確に決まっておらず、入社してからでも自分の可能性を広げられる会社が良いかなと思って、サービスが70以上あるというところに可能性を感じた楽天株式会社を選びました。

Q. アメリカ留学を検討している日本の学生にアドバイスはありますか?

生田:動くなら、早いに越したことはないと思っています。できるだけ早く将来のことを考えておかないと、高校卒業後もサッカーをただ4年間やって終わってしまうことになる。もちろん目先のことも頑張りつつ、自分の人生のことを考えて「早めに動く」っていうのが大事かなと思います。

假屋:高校生になると、少しずつ大学のことを考え始めると思うんですよ。なので、アメリカの大学と日本の大学の両方を検討しておいて、(もし日本の大学から)オファーが来ればそちらに行けば全然良いと思うんです。

また、サッカーを全力でするのは当たり前の話。でも必ずいつか仕事に就くので、その先を見据えて準備しておくことも絶対に必要だと思います。

僕は基本的に、どんなことでも二刀流でいいと思っています。

Q. 生田さんから見てZero-Zeroはどのような印象ですか?

生田:振り返ってみると、あの時は手厚いサポートをしてくれながらも、最終決定権は僕に委ねてくれるという感じでした。進路についても、いくつか選択肢を与えてくれつつ「そこからは先を決めるのは自分だよ」っていうような個人の自主性を重んじるスタンスを取られているのかなと感じます。

(Zero-Zeroは)ただ単純に選手をアメリカに送り出したらゴールではなくて、留学に必要なサポートはしつつ最終判断は選手に委ねるっていうところは、他と違った魅力なのかなと思いますね。なので、選手としては気持ちよくプレーできるだけでなく、一社会人として必要なスキルも身に付けられる環境を用意してくださっているのがZero-Zeroの魅力だと思います。

假屋:僕はさっきも言ったように、全部を「与える」みたいなのはあまり好きじゃないんですよ。どちらかと言うと、導きたいっていう想いがあります。いろんな選択肢を与えますし教えますけど、最後に「こうしたほうが良い」とかは絶対に僕から言わないです。最後は自分で決めてもらっていますね。

僕も(現在アメリカから日本に来ていますが)誰かに言われて日本に帰ってきたわけじゃない。なので、みんなにもフリーダムを与えたいなって思っていますね。

アメリカで再会を果たす生田翔さん(真ん中左)とZero-Zero代表 假屋祐貴さん(一番左)

Q. 最後に、生田さんの今後のビジョンを教えて下さい。

生田:現在、楽天全体を横断的に見ている広告の事業部に所属していて、簡単に言うと、(様々な企業様の)商品の広告を楽天のデータを使って配信する、みたいな仕事をしています。業務内容自体は少し特殊なのですが、(他社の企業様ではなく)自社の「楽天市場」をもっと使ってもらうためにはどうすればいいか、みたいなことを分析して提案などを行っています。

ただ根底として、自分の中に軸としてあるのは、やっぱりサッカー・スポーツです。今の会社でいくと、野球だと楽天イーグルス、サッカーだとヴィッセル神戸があります。もう終わっちゃいますけど、楽天とFCバルセロナのスポンサーシップを促進するような部署もあったりします。

そういうところへ行って、自分がアメリカでサッカーをしてきた経験を仕事にもゆくゆく活かしたいとは思っています。今は広告業界で頑張っていますが、スポーツマーケティングという分野で今後活躍したいとは思っています。

假屋:将来、翔くんと一緒にビジネスやプロジェクトをしたいなぁっていうのは、僕の夢ですね。

サルウェブ:生田さん、假屋さん、本日はありがとうございました。

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